【裸麦(はだかむぎ)とは?】
「裸麦」とは、大麦の粒の実と皮の剥がれさすさに着目した系統名の一つです。
大麦には「二条大麦」と「六条大麦」があり、二条大麦は主にビールや焼酎などのお酒に用いられ、六条大麦はごはんや麦茶などに用いられます。その六条大麦の突然変異により裸麦が誕生しました。
ちなみに、実と皮がはがれにくいものを「皮麦」と呼び、こちらの方が一般的です。そのため、裸麦の方が希少性高く取り扱われています。
美味しい麦茶の入れ方
【煮出し】
1.やかんにお湯を1.5L沸かして、その中に約30gの裸麦を入れます。
2.5~10分、煮出してビールのような黄金色になったら火を止めます。
3.布巾などで麦を濾しながら、容器に移して粗熱をとります。
4.冷蔵庫で冷やして出来上がり!
麦茶の効能について
麦茶は、単に水分を補給するだけでなく、ナトリウムやカリウムといったミネラル分が含まれています。
他にもカルシウムやリンなども含んでいるため、健康面でも期待できることがありそうです。
麦茶の大きな特徴である香ばしい香り。この香りにはピラジンと呼ばれる成分が含まれています。
ピラジンには、血流を改善してくれる効果があると言われ、夏場の血液がドロドロになって血栓ができやすくなる夏場にオススメです。